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3キャリア対応ゲームアプリシリーズ、「夢魔の天蓋」「夢幻狂詩ネクロノミコン」「夢幻舞葬モンストラバルツ」について考察やら妄想やら色々。
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「……ぐ!」
 一際、身体を強張らせてジンが呻く。思わず隆介が中に入って駆け寄った。顔に脂汗を滲ませて荒い息を繰り返している。
「おい……、」
 大丈夫かと言いかけた時、ジンの目が開いた。焦点の合わない目を少し泳がせ、隆介をその眼に捉えた途端、ハッとしたように目を見開いた。
 直後。
 強い衝撃かまず喉のあたりに。そして背中。息が詰まり、衝撃に咽ぶ。
「ぐ……っ…」
 喉に宝鍵が、左の腕が食い込んで、それで壁に押し付けられている。凄い力で。苦しい。息ができない。
 視界の中心に、鋭い眼光があった。
「貴様……っ!」
 激しく睨み付けながらジンが唸る。今まで見たことの無い程の激しい怒りを内包した双眸が、突き刺すように向けられる。その怒りに呼応するように、左腕の力が増していく。
 容赦無い力だった。呼吸を妨げられる。苦しい。
「…や……めろ」
 やっとそれだけを訴える。それがやっとだった。
 ジンは、ただこっちを睨んでいる。睨みながら、呼吸を整え、そして何かを思考しているようだった。
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 その扉の向こうから、声は聞こえていた。何の部屋かはわからない。搾り出すような声が聞こえるばかりで他には何の物音もせず、人の気配も無い。
 開けてみるべきか否か。
 ノーマンは紳士だが、魔法使い。ここは図書館だが魔法使いの住家でもある。魔骸胎児とかいう一見不気味な魔術道具も見た。
 むやみにあれこれと覗かない方が良いのでは無いか。
 見たくもないものを見てしまったりするのでは無いか。
 そして、それがきっかけになって、自分が元に戻る道が閉ざされてしまうのでは無いか。
 そんな考えが取り留めも無く頭の中を巡りながらも、気が付けば目の前のドアをノックしていた。
 返事は無い。
 気のせいだったのかもしれない。散々考え迷ったのだ。そこで止めて立ち去っても良かった。
 …それでも。好奇心の方が先に立ってしまった。
 抑えるべきだったのかもしれない。だが、手はドアノブに伸びていた。
 カチャ。
 軽い音を立ててノブが回る。鍵は掛かっていなかったようだ。
 息を潜めて中を覗く。自分に用意されたのと同じような客間らしかった。ベッドに人は居ない。視線を巡らすと、ソファの上、時折苦しそうに声をあげる人影を見つけた。眠っているようだ。そしてそれは、あの、自分に対して魔術を行使し、魔器と言った男……ジン、その人だったのだ。間違いなく、である。
 隆介は、暗い廊下を一人歩いていた。
 明かりのない廊下の筈だったが不思議と見える。闇に目が慣れたとは違う感覚。……これも副作用か。眠くならず、腹も空かず、暗闇でも目が見える。耳も良くなった。これで、普通に生活して支障のない身なら、さぞかし楽しいだろうと思う。
 この身に起こった出来事を理解する為と、自分が元に戻れる為の知識を得ようと、隆介は必死に本を漁っていた。読むスピードは他人より早いと思うし、本を読むこと自体は好きなので、苦痛にはならない。今は仮眠程度で十分保つので閲覧室に篭りっ切りだったのを見かねてか、ノーマンが客間を空けてくれた。別にベッドで休む必要性も感じないが、折角の好意を無駄には出来ず、使わせて貰っている。
 手には一冊の本。本当は休む間も惜しい。
 ふと、隆介は何かを聞いた。良く耳を澄ましてみると、唸り声か呻き声のようだった。
 目の前に見えるものすべてがぐにゃりと歪んで見えた。いや、歪んでいた。家族でさえも。
 ほんの少し前までは、笑いながら他愛のない話をしていた筈の家族が。
 崩壊する。
 歪む世界の中心に居る男に、手を伸ばす。届かない手を。届かないのが悔しくて。
 こちらを見る。

『おまえもわたしのもとに』

「嫌だ」

 歪み、捻くれた世界。その中心に居る男。声。全てを拒み憎んだ。沸き上がって全身を満たす感情は、恐怖でも絶望でも、憐れみでもなく、紛れも無い憎悪。
 それだけだった。
 捻れた世界はやがて伸ばした左手にも侵食を開始する。指先から次第に捻くれていく手。
 走り抜ける激痛も、憎悪へと変換されていく。
 侵食しようとする捻れは、激しい憎悪によって堰止められた。腕より先は侵食されずにいる。
 ならば、この身体に憎悪を満たそう。
 捻れの王を。
 討つまでは。
 何もかもをも利用しよう。
 全てを破壊した。

 奴に。
実在の地域とかの話だと、ついついそんな事を思ってしまいます。
取り敢えずアメリカ行きたい。カンザスとか。カンザスなんてオズの魔法使いでしか知らないしな。Killer7の時にもそんなことを呟いていましたが。
あ、あと山梨な。国内なら何とか行けそうな気もするけど何しろ道民なもんで…いくらかかるんだべ。

それ以前に、梅雨の感じが想像付かなくて苦労する己…。すいませんほんとに想像力なくて…がくり。日本に降り立つ隻腕の魔法使い…雨の中に立つ人影…とかいいなーと思った矢先にうーん…と唸ってしまい。情けない。
きっとジンは日本に来たら色々感慨深いと思うのですよ。母親が日本人だし、でも話に聞いているだけで来たことはなくて、母親に聞いていた事と同じだったり違ったりして。隆介とは故郷の話なぞしてなさそうだけど、やっぱり感慨深くなってみたりとかして。きっと用事済んだらちゃっちゃと帰ってしまうんだろうけども。

てか、梅雨時期じゃないような…半年後て…。
 
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